#奈良 仏像
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見る角度により画像が変わる『天燈鬼・龍燈鬼』のポストカードです。
奈良の興福寺には、阿修羅像や興福寺仏頭など素晴らしい国宝美術品が多数ありますが、その中でもユニークな
美術品として、ひょうきんな表情をした「天燈鬼(てんとうき)」「竜燈鬼(りゅうとうき)」という彫刻があ
ります。一般的に鬼は邪鬼という形で、四天王などに踏まれている形が多く、主役となっている彫刻美術品は珍
しいです。「天燈鬼」は、頭上に２本角があり、目は3個で、開いた口には鋭い牙があり、筋肉隆々とした体で
、左肩に灯籠を担いでいます。「竜燈鬼」は、上半身に竜を巻き付け、頭上に灯籠をのせて上目づかいでバラン
スを取ることに集中している表情が可愛いいです。
■天燈鬼・竜燈鬼像
奈良，興福寺に伝わる滑稽味豊かな2匹の鬼の彫刻。国宝。仏前に灯火を献じている姿を表わす。竜燈鬼の胎内
には建保3年(1215年)に運慶の3男康弁が造立した旨の銘文が墨書されている。鬼の像高はそれぞれ約7
7cm。竜燈鬼には切抜銅板の眉を植え，歯牙には水晶を用い，天燈鬼の眉には筋毛を植付けるなど技巧を凝ら
している。両像とも隆々たる筋肉の表現や，鬼の面相など，鎌倉時代の写実主義から生れた傑作。もとは西金堂
に安置されていたが現在は霊宝館にある。
■ポストカード仔細
□サイズ：14.8cm×10.5cm
□生産地：日本
□素材・成分：PET・紙
■発送：
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